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【MLBPS速報】田中将大10月9日投球内容 7回無失点の好投で自身初のPS勝利!

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どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

本日の記事は、メジャーリーグポストシーズンに登板した、田中将大投手の投球内容をまとめました。

1年でメジャーが最も盛り上がるポストシーズン

日本のポストシーズン以上に、短くも長い濃い1ヶ月。

 

この時期の活躍こそ、選手の価値の証明にもつながります。

www.shinumade.com

 

そんな大事な試合で田中投手が見せた、好投を振り返ります。

田中将大の試合前のコメント

敵地で2連敗し、後がないヤンキース

リーグ優勝決定戦に進出するには3連勝するしかない状況。

 

プレッシャーのかかる登板を前にした田中投手のコメントは下記の通り。

それから中8日での登板となるが、田中は「(前回同様に)気持ちの部分ではアグレッシブに行かないといけないと思うし、そういう姿勢がもちろん大事だと思うので、まあそうなるんじゃないですか。もちろんプレッシャーは感じますし、そりゃこういう状況ですしね、ですけど、自分のやることは変わらないと思うし、しっかりと自分のボールを信じて投げていくだけだと思います」と話した。

引用:マー君崖っぷち先発「自分のボールを信じて投げる」 - MLB : 日刊スポーツ

 

また、初回から飛ばしていくことはないともコメント。

あくまでいつも通り平常心であることを強調していた。

田中将大の10月9日試合結果

窮地に立たされたヤンキースを救う活躍を見せた田中投手。

援護が中々ない中で粘りのピッチング。

1-0で試合を制した。

 

2015年のWCゲーム(アストロズ戦)で、5回を4安打2失点で負け投手になって以来の登板。

田中投手は自身初のポストシーズン勝利投手となった。

ヤンキース田中将大投手は8日(日本時間9日)、インディアンスとの地区シリーズ第3戦に先発し、7回3安打無失点7奪三振1四球の快投でポストシーズン(PS)初勝利を挙げた。敵地で連敗し、負けたら敗退という崖っぷちの状況で本拠地に戻ってきたヤンキースを救う大仕事。昨季のリーグ覇者で、今季リーグ最高勝率の強敵を封じ込み、エースとしての役割を果たしてリーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつないだ。

引用:【MLB地区シリーズ】田中将大、崖っぷちのヤンキース救う大仕事 7回零封の快投で自身PS初勝利 (Full-Count) - Yahoo!ニュース

イニングの内容

初回、打者三人を無安打二奪三振

三振を奪ったボールはいずれも145キロのスプリット。

左打者の外角低めに抜群のコントロールされたボールはさすが。

スライダーを交えつつ、やや飛ばした印象を受けた。

 

2回、1アウトからサンタナにヒットをヒットを打たれ、1死1塁。

右打者ジャクソンに対して、外のスライダー、内のツーシームで簡単に追い込む。

その後は外中心で攻めて、最後は外の低めのツーシームをひっかけさせてサードゴロダブルプレー

注文通りの配球で抑えて無失点。

 

初回に引き続き、135キロ前後のスライダーが上手くコントロールされている。

それとは対照的にストレートとツーシーム系のボールのコントロールがアバウト。

3回以降、ストレート系のボールのコントロールを修正できないようだと、二巡目以降に捉えられる可能性がある。

 

3回、無安打1奪三振

まだまだストレートのコントロールにバラツキがあるものの、勝負所で投げるツーシームはコントロールされている。

3回を投げて被安打1、無失点、4奪三振と上々の立ち上がり。

ここまで外野にボールを飛ばされたのはサンタナのライト前ヒットのみ。

外野飛球は一度も飛んでいない。

 

4回は1死から三塁打を浴びて大ピンチ。

絶対に三振が必要な状況でインディアンズの3、4番を連続三振。

ストレートは3回まで150キロ前後だったのが、勝負所では155キロを計測。

 

スプリットの球速は147キロを計測。

寸分の狂いもない制球でボールを操り、ピンチを脱した。

三振を奪った後、田中投手は雄たけびを上げた。

 

ただ、かなり精神的にも体力的にも消耗したイニングでもある。

依然としてストレートの制球が定まらず、スプリット頼りの投球になっている。

援護点があれば、スライダーなどを使えるが僅差では怖い。

バッテリー、チーム、何より田中投手としても援護が欲しい。

 

5回、先頭打者をこの日初の四球で歩かせる。

6番ジャクソンの打席では抜けるボールが目立ち、ヒヤッとするコースに投じてしまったが、打ち損じもありライトフライ。

続くブラッドリーを外のスライダーで引っかけさせてダブルプレー

 

スプリットが抜け気味だったのは気になるが、その分ストレート系の制球が安定。

スライダーを交えながら、ピンチを切り抜けた。

改めて田中投手の引き出しの多さに感心させられたイニングとなった。 

 

5回を終わって0-0。

何とか援護点が欲しい。

 

6回、またもや先頭打者にヒットを打たれ、ノーアウト1塁。
リンドーの打席であわや本塁打という大飛球があったものの、ライトジャッジのファインプレーで救われる。

結果的にこの回も無失点。

 

スライダー中心の投球に切り替えて下位打線から始まる回を抑えた。

7回はクリーンアップから始まる回。

スプリットを中心にかなり力を入れた投球をするだろう。

 

7回、先頭打者に粘られたものの、結果的には三者凡退。

最後のサンタナの打席で投じた153キロのストレートが真ん中高めに抜けてヒヤッとしたが、ライトフライに抑えた。

 

その裏、ヤンキースはバードがミラーから値千金のソロ本塁打で先制。

田中投手の続投か、継投かに注目が集まりましたが、ヤンキースベンチの判断は継投。

 

ロバートソン、チャップマンと繋いで逃げ切り勝利。

トータル1勝2敗とし、リーグ優勝決定戦進出に望みを繋いだ。

神の子復活!

田中将大の投球内容】

 

大一番で最高の結果を残した。

今シーズンは好不調の波が激しかった田中投手。

ただ、チームが追い込まれた状況では”いつも”の田中投手の投球を披露。

 

甘い失投と言えるようなボールは10球前後。

細心の注意を払った投球で好投手カラスコとの投げ合いを制した。

 

4回のピンチをスプリット連投で切り抜けた後はスライダー中心に切り替えた。

それまでスプリットを投じていたコースからスライダーを投げて、インディアンズ打線に的を絞らせない投球術はさすがのひと言。

投手としての完成度の高さでは歴代の日本人投手の中でも屈指。

 

勝てる投手とはなんなのか。

 

そのことを結果と内容で示してくれた。

 

田中将大の2017年レギュラーシーズンの通算成績

※()内はリーグ内順位

  • 試合数:30
  • 防御率:4.74(19)
  • 投球回:178回 1/3(17)
  • 勝利:13(14)
  • 敗戦:12(10)
  • 完投:1(5)
  • 完封:1(1)
  • 被安打:180
  • 本塁打:35
  • 奪三振:194(8)
  • 与四球:41
  • 死球:7
  • 失点:100
  • 自責点:94 

田中将大の次回登板予定

次回登板予定はヤンキースがリーグ優勝決定戦に進出するかどうか。

中4日で10月14日の第二戦か、中6日で10月16日の第三戦の登板が濃厚。

 

レギュラーシーズンからポストシーズンにかけてホームで好投が続いている田中投手。

ヤンキースベンチがその事実をどうとらえるかが、登板日を左右するだろう。

※追記2017/10/13

田中投手は中4日で10月14日の第二戦が決定しました。

米大リーグ、ヤンキースは12日、アストロズと13日から対戦するア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の先発投手を発表し、田中将大投手は敵地ヒューストンで13日午後7時8分(日本時間14日午前9時8分)開始予定の第1戦に決まった。

引用:ヤンキース田中、第1戦に先発 リーグ優勝決定シリーズ :日本経済新聞

 

なんにせよチームが勝ち進まないことには次はない。

追い込まれたヤンキースの逆襲に期待したい。