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自分をコントロールする方法 長谷川滋利著『自分管理術』

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野球を見ていて野球選手から学ぶことは様々あります。

 

野球の技術、トレーニングの方法、野球に取り組む姿勢、チームワークなど、数え切れないほどのことを野球選手から学ぶことが出来ます。

 

そのどれを学ぶかは人それぞれです。 

 

私はよく野球選手の考え方を自分の普段の私生活にも取り入れています。

 

インタビューやドキュメンタリー、本など様々な媒体を通して考え方を学びます。

 

その中で最も私が影響を受けたのが、元メジャーリーガー長谷川滋利さんの考え方です。

 

それは長谷川滋利さんの本を読んで知った『自分でコントロール出来ることだけに注力すること』の大切さについてです。

 

今日はそこで学んだ自己管理術についてお話します。

対人関係でイライラしたり、悩んでいる人には是非読んで欲しいです。

目次

長谷川滋利さんとは

1990年にオリックスからドラフト1位指名を受けて入団。

日本では主に先発として活躍。

 

1997年に日本人としては初となる金銭トレードでメジャー移籍

 

メジャーではエンジェルス、マリナーズで主に中継ぎ投手として活躍。

 

2003年にはオールスターに出場するほどの活躍を見せ、日本人中継ぎ投手のパイオニア的な存在になる。

 

2005年に引退後は野球解説者などで活躍し、2016年からは古巣オリックスのシニアアドバイザーを務める。

 

また、野球だけでなく知的な面の評価も高い。

 

元々メジャーに移籍した理由が『野球がしたいからアメリカに来たのではなく、アメリカに住みたいからメジャーに移籍した』というほど。

実際渡米後すぐのエンゼルス入団時の会見で地元記者からの質問に英語でジョークを使って受け答え出来るほどの腕前を披露されています。

 

その英語力の高さから、日本人野球選手には珍しく英語学習法についての本も出版されています。

 

英語以外にもビジネスや投資について現役時代から勉強するなど、野球以外のことに精通していることで有名な方です。

自分でコントロール出来ることだけに注力することのススメ

そんな長谷川滋利さんは数多くの本を出版されていますが、その中で私がオススメなのがこちら。

 

この本は野球選手だけではなく、ビジネスマンなどにも向けた自己管理についての本です。

 

私は学生時代にこの本を読んだのですが、その中で一番印象に残っているのは『自分でコントロール出来ることだけに注力する』という考え方です。

 

シンプルに言うと以下の三つです。

 

  • 物事をコントロール出来ることとそうでないことに分ける
  • コントロール出来ることだけに注力する
  • コントロール出来る範囲を広げていくことも重要

 

本の中で長谷川滋利さんは野球を例えに挙げています。

 

  • 審判がストライクと判定してくれない
  • 味方がエラーする
  • 天候が悪い
  • バッターに打たれる

 

などです。

これらのことは自分ではコントロール出来ません。

それらについてストレスを感じたり、不満を持っても自分ではどうしようもありません。

であれば、それらのことについて考えるだけ無駄だという考え方です。

 

そんなことに悩むくらいなら、自分でコントロール出来る部分に注力すべきと長谷川さんはおっしゃっています。

 

  • トレーニングをする
  • 配球を考える
  • 集中して全力でボールを投げる

 

など自分でコントロール出来ることのみに注力した方が良いのです。

 

この考えは何も野球だけでなく、ビジネスや普段の生活の中でも活かせます。

 

例えば、ビジネスの場面では経済・金融市場の動向、会社の部署内での人間関係、上司からの査定、就職・転職活動など。

 

普段の生活だと恋愛などで相手が自分のことをどう想ってくれるのか、交通機関の遅れ、天候不良により予定していたイベントの中止など。

 

これらのように私たちの生活の中には自分でコントロール出来ないことで溢れています。

それらのことにネガティブになって、労力を使っても何も結果は変わりません。

 

ならば、その時その時に自分でコントロール出来ることだけに精一杯取り組むことが大切なのです。

 

先の例の状況だと、

 

  • 自分に与えられた仕事を全うする
  • 自分の仕事で活かせそうなことを勉強する
  • ダイエットする
  • 身体を鍛える
  • 代わりの計画を立てる
  • 別の移動手段を考える

 

など考えれば状況を好転することはいくらでも出来るのです。

読後に変化していった自分

これらの考え方の中で一番私に影響を与えているのは人間関係の面です。

 

私はこの本を読む以前はよく相手に評価されたい、好かれたい、こんなことをしたら周りはどう思うだろうかと考えがちでした。

 

この本を読んでからはそれらが気にならなくなりました。

 

「そんなことを考えていても自分ではどうしようもない。

そんなことよりもまずは自分で出来ることをやってみよう」と。

 

こう考えるようになってからは、他人にイライラすることは少なくなりました。

仮にちょっとイライラしても、直ぐに自分を立て直せるようにもなりました。

 

「こんなことにイライラしてもしょうがいない」と思えるようになったのです。 

 

悩む時間が減ったことで、自分が作業する時間が増えたので、有効に時間を使えるようにもなりました。

 

この考えを取り入れたことで、すごく自分に向き合えるようになれたのです。

 

また、この考え方で大切なのはコントロール出来る部分は広げるという考え方です。

 

自分には出来ないから無理だ、相手がどう思っても知ったこっちゃないという自分よがりになるわけではありません。

その時点で出来ないことがあれば、出来るようになる方法を探すことが大切なのです。

 

私が英語を勉強したり、ダイエットや筋トレで身体の状態を整えたり、読書したりすることに時間をかけるのは自分が出来る部分を増やしたいからなのです。

 

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実際これらのことをしたおかげで、私の生活は変わっていきました。

今までは会話することも出来なかった人たちと交流を持てたり、健康について興味のある方とお話できたり(主に女性(笑))など、私自身の可能性を広げることが出来たのです。

 

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まとめ

  1. 物事を自分のコントロール出来ることと出来ないことに分ける
  2. そのうちのコントロール出来ることに注力する
  3. ただし、コントロール出来る部分を広げることも大切

 

この記事を書いていてふと思ったのはブログも同様なことが言えるということです。

 

pvが伸びない、収益が出ない、自分と同じことを扱った記事の方が人気がある。

 

などそれらのことは自分ではコントロール出来ません。

そのことで悩む時間があれば記事を書く、ネタを集める、カスタマイズを検討するなどに時間を使った方が良い時間の使い方になりますし、精神衛生上良いです。

 

また、今は記事に出来ないジャンルについても、勉強していけばいつか書けるようになります。

 

焦らず目の前のことに注力しながら、このブログの可能性を広げていきます。

 

そう思えるようになったのはこの本と出会えたからです。

 

もし機会があれば目を通されてみてください。

 

それでは、さようなら!

 

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