死ぬまで生きる問題の墓場

死ぬまで生きる問題というブログのボツネタを集めたブログです

ワーホリ中に外国人から学んだ休暇と主張する大切さ

おすすめ人気記事セレクション1. いつか心のエリートになりたい クレヨンしんちゃんで描かれた友情
2.全クレヨンしんちゃん映画ランキングベスト24【2017年最新作除く!】
3.最初に読んで欲しいおすすめ10記事!
4.【初心者向け】埼玉西武ライオンズについて最初に知ってほしい7個のコト

Speaking

ワーホリ中の醍醐味の1つが海外での他国籍の方との共同生活ではないでしょうか。

そこで学べることや新たな発見はたくさんあります。

 食事、仕事、勉強、趣味、睡眠習慣などの多くのことを知ることが出来ます。

中には日本人の感覚では驚くようなことも多々あります。

今日はその中で私が多少影響を受けたエピソードを紹介します。

目次

休暇中は休暇するススメ

一つ目にご紹介するのは私がバックパッカーホテルで感じた休暇中に休暇する大切さです。

私はオーストラリアでのワーキングホリデーで最初の滞在都市にシドニーを選択しました。

ですので、オーストラリアで暮らす上での手続きをシドニーでしなければならなかったのですが、知人や友人がいるわけでも、学校の寮に入るわけでもなかったので、滞在する家を探す必要がありました。

そのために最初の1週間だけバックパッカーホテルに滞在し、そこを拠点に家探しや仕事探しをしました。

 

そこでは6人の共同部屋だったのですが、各国からのバックパッカーズ達が入れ替わりで出入りしてました。ただ、1人だけ私より先に入って、後から出た人がいました。

 

彼は27歳のフランス人でワーキングホリデービザを利用してオーストラリアに滞在していました。既に3カ月ほど滞在していて、最初はメルボルンにいたそうです。

 

そんな彼の生活スタイルですが、基本的に部屋の中にいます。

ネットゲームをしたり、映画を観たり、昼寝したり、ご飯食べたり。

たまにふらっと観光に出かけたり、バーに行ったりしてましたが、基本はまったりした日々を送ってました。

 

彼に『シドニーでは何をする予定?仕事はするの?』と尋ねたところ、

『うーん、今は休暇を楽しみたいかな。もうちょっとしたら働くよ。だって俺は休暇で来ているんだから、休暇を楽しまなきゃだめでしょ。』という答えが返ってきました。

 

これは日本人の休暇の感覚にはちょっとない感覚のように感じました。

日本人の休暇の感覚

あくまで私の周りを見ていての感覚ですが、日本人は休暇中のスケジュールもとても真面目過ぎる気がします。

 

朝は美味しい朝食をとって、観光スポットに出かけて、昼食は地元の名産品を食べて、また観光して、途中カフェなどでして、また観光して、ディナーを楽しんで、夜景やナイトライフを楽しんでといった感じで、

せっかく来たのに楽しまなきゃもったいないといった感じで分刻みのスケジュールを組んでいる方が多いように感じます。

 

しかし、これではせっかく休暇に来たのにかえって疲れが溜まってしまうのではないかと私は感じます。

これは日本人が長期休暇(バケーション)をとる習慣がなく、休暇が短いことも1つの原因かもしれません。

外国人の休暇スタイル

日本人とは対照的にここオーストラリアでは特に年末年始の時期に会社員の方でも1~2ヵ月程度の長期休暇を取るのは当然のことだそうです。

 

また、私が海外旅行中によく見かける外国人の方の休暇スタイルは昼間はホテル内のプールでのんびりくつろいだり、ベンチで読書をしたりして、日が傾いたくらいからちょっとバーやパブに出かけるといった感じです。

あくまで休暇に来たのだから休暇をしようというスタイルです。

 

私が出会ったフランス人の彼もまたしかり。

 

彼らの休暇に対する感覚はワーキングホリデー中や今後の海外旅行、休暇の際の時間の使い方を考えさせられるものになりそうです。

 

ちなみに私がインドに1カ月滞在した時に、旅の途中で会った日本人に1カ月滞在していることを伝えると、ほぼ100%『仕事で精神を病んだ』ことを心配されました。(笑)

相手に意見を伝えることの大切さ

これはよく言われていることですが、日本人は主張が足りないからもっと自分の意見を言うべきだというやつです。

なんでもかんでも主張することはよくありませんが、少なくとも外国の方は日本人よりも主張することが多い気がします。

 

私のルームシェア先には韓国、台湾、タイ、スイスなど様々な国籍の方が滞在しています。

そこでよく外国人同士で口論している姿を目撃します。ただ、その中のほとんどが日本人なら黙っているだろうなということばかりです。

トイレ掃除の基準が厳しいとかそういった類のことです。

 

ただ、感心するのは殴り合いするんじゃないかという勢いで口論していたのに1日たつとケロっとしています。

恐らく、これは相手に意見を伝えることをお互いが望んでいるからでしょう。

『自分が言いたいことを言いたいからこそ相手が言いたい時も向きあう』そこで納得がいくまで話し合いをするからその後に遺恨を残すことが少ないのではないでしょうか。

 

私のホテルハウスキーピングのトレーナーも基本は優しいのですが、ダメな時はとことんダメだと言ってきます。もちろん良いときはとても褒めてくれます。

 

また、私のシェアメイトのスイス人はレストランのアルバイトで時給22$(約1870円)もらっており、相場で考えると十分な額なのですが、今度時給の交渉をするそうです。

しかも時給25$(約2120円)に!!

自分はそれだけのことをしているから当然主張するというのが彼の考えだそうです。

 

私自身があまり相手に意見を伝えることをしないタイプなので、彼らの言動は少し驚かされることが多いです。

ただ、先ほどお話しした通り、自分は言うからお前も行ってこいという姿勢はとても大切なのことだと思います。

 

私は日本人に大切なのは相手に意見を伝えること以上に意見を伝えられた相手が相手に向き合えることではないかと思います。

 

日本では相手に意見を伝えると、言われた相手が反抗と捉えたり、空気を読めない、我慢しろと否定的にとらえられたり、私が我慢すれば済むからと飲み込んだりして根本解決に繋がらないケースが多々ある気がします。

当然相手が自分の意見をしっかり聞いてくれないとなるとそもそも意見を伝えることをしなくなります。そうやっていくうちに意見を伝える機会が減っていき、意見を伝える力も伸びないという悪循環。

こういったことを考えると、日本でももってお互いの意見を伝え合う機会を増やしていった方がいろんなメリットがあるのではないかと私は思ったりします。

 

ちなみにスイス人の彼に刺激を受けて、私も意見を伝えてみました。

私は今週の火曜日から年明けまで連続勤務の予定だったのですが、私の職場のホテルの予約状況が良くなかったので、今日から来週の月曜日(祝日)のまで仕事が休みになってしまいました。

しかし、オーストラリアでは休日の時給が祝祭日は47.3$(4115円)のなるので、絶対働きたいと思い、ホテルのマネージャーに『是非働かせてください!』と意見を伝えてみました。

結果は『気持ちはわかったよ! でも、今のところ必要ないからまた今度ね』と言われました。

中々上手くいかないですね(笑)

まとめ

まだ3週間の滞在期間ですが、海外で生活しているといろんな人に会います。

私はこれまでにフィリピン留学とインド旅行にそれぞれ1ヵ月滞在したのが海外での最長滞在期間です。

それらは学生・旅行者といういずれもお客さんとしての立場でした。

しかし、このワーキングホリデーでは最長1年でかつ様々な立場を経験することになります。

職場関係、共同生活関係など今まで経験したことがない立場を経験します。

その中で見えてくる様々な気づきや学びを体験することは自分にとってかけがえのない財産になります。

 

今後起こるそれらの経験を楽しんで、日々の生活を豊かにしていきたいと思います。

 

それでは、さようなら!