死ぬまで生きる問題の墓場

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人を思いやれるということは相手の立場になれるということ 高校時代の先生から聞いた伝説の最強生徒とはあちゅうさんのツイートから思い出したこと

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Kindness

以前このブログで紹介したHelloTalkを使って、英語のライティングを練習しようと思い、『小論文のテーマを挙げてくれませんか?』と問合わせたところ、

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 様々な議題を頂いた。ソーシャルメディアが与える影響、なぜ蟹は横歩きなのかなど。その中でシンプルながらに目を引いたのが親切さとは何かというものだった。

そのことについて考えているうちに高校時代に先生から聞いたある伝説の最強生徒の思いやりについて思い出した。

 

そこで今日はその話を中心に人を思いやるということについて話していく。

目次

高校時代の先生から聞いた伝説の最強生徒の思いやり

以前このブログで高校時代の先生からもらった言葉について記事にした。

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その中で

『超一流と言われるような人は周りを巻き込んで環境を変えてしまう力がある。ただ、そこまでのことをお前たちに求めるつもりはない。でも、環境に文句だけを言って何もできないやつにだけはなって欲しくない。だからまずはその環境で適応できる人間になってほしい。その先に超一流があるから。』

という言葉を紹介した。実はこの話は少し続きがあり、先生の教え子の中で先生が敵わないと思い、逆に尊敬するほどだったという超一流の生徒が一人だけいたそうだ。

その生徒はいわゆる完璧な生徒で学力・スポーツ・人柄・リーダーシップに優れていて誰もが認める優秀な生徒だったそうです。

 

その生徒が在籍していた今から20年以上前にその生徒を含む学年が中国に修学旅行にいったそうです。その修学旅行中に最も楽しみにされていたイベントがあり、誰もがそのイベントを観るのを待ちわびていたそうです。夜のそのイベントを観賞するためには15時にはバスで出発する必要があったそうで、それまでは自由行動だったのです。

ほとんどの生徒が10分前にはバスに戻ってくるなか、あるいわゆる不良グループの女の子たちだけバスに戻ってこなかったそうです。最初は不安になる生徒や先生たちでしたが、その不安はだんだん苛立ちに変わっていきました。

 

というのもその生徒たちはあまり生活態度が良くなく、みんなの中にはまたあいつらやりやがったのという負の感情が芽生えていたそうです。10,20分ぐらいの遅れであれば間に合う可能性があった中で、1時間以上待てどもその生徒たちはバスに戻ってこなかったそうです。その時点で予定したイベントを見るのは絶望的。イベントが見られないことを知った生徒たちは悲嘆に暮れ、その感情が怒りに変わり、苛立ちは最高潮に。

 

そんな中で遅れていた生徒たちが帰ってきたそうです。

その生徒たちがバスに乗るなり非難轟々を浴びせる生徒たち。この話をしてくれた先生も説教をしようと考えていたそうです。

しかし、そんな中で先に紹介した伝説の生徒が一言こういったそうです。

 

『お前らよく無事に帰ってきた! 良かった良かった! 心配したよ! さぁ、気を取り直して修学旅行を楽しもう!』

その時バスにいる全ての生徒がはっとさせられたそうです。いくら遅刻の常連とは言え、そこは海外。慣れない海外で高校生がまだ携帯も普及していない時代に所定の時間を1時間以上も遅れて、かつ自分たちのせいでみんなが楽しみにしていたイベントが見られない。

そのことを考えれば生徒たちは不安と申し訳ない気持ちいっぱいでバスに戻ってきたはずでしょう。同時にようやくみんなと合流出来る安堵もあったはずです。そんな彼女たちを戻ってくるなり非難していたらどうなっていたか。また非難して各々が怒りの感情をぶつけていたらその修学旅行は台無しになっていたでしょう。

 

それらの全てのことを総合的に考えた時、周囲全体を落ち着かせる一言を若干17歳で言い放ったその生徒には脱帽するしかありません。

 

その生徒がその一言を言ったあと、その帰りが遅くなった生徒たちは号泣し、他の生徒もその生徒たちが反省していることといかに不安な気持ちであったかを悟ったそうです。その後平穏を取り戻した生徒たちは予定したイベントを観れなかったものの楽しい修学旅行を過ごしたそうです。

 

この話をしてくれた先生は自分の未熟さを痛感すると共に生徒から教えてもらうこともたくさんあることをその生徒から学んだそうです。

はあちゅうさんからのツイート

私がこの言葉を思い出すきっかけになった要因がもう一つあります。

 それははあちゅうさんのとあるツイートを見かけた時です。

 

この言葉から相手を思いやれるということをは相手の立場になれることだと再認識させられました。相手の行動や結果の背景には何があるのか。そのことを機敏に察知して言葉を届けられる人でありたい。

そう強く思わされました。 

まとめ

思いやるということは非常に難しいことです。人や状況によって正解が異なるからです。 

結果論からああでもないこうでもないという人や指摘をする人はいますが、実際その状況になった時にタイムリーなことを言うのは非常に難しいことです。

 

いきないは無理でも少しずつその領域にたどり着けるように日々相手の気持ちを忖度しながら生活していきます。

 

それでは、さようなら!

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